11月19日、１年生がお世話をしてきたヤギの「にこちゃん」の卒業式を行いました。１年生が作ったにこちゃんの歌を歌ったり、にこちゃんとの思い出を紙芝居やクイズにして発表したりしました。また、最後のにこちゃんとのふれあいでは、みんなでにこちゃんにごちそうをプレゼント。にこちゃんは、大好きなニンジンの皮をはじめ、１年生が手渡すごちそうをたくさん食べてくれました。

にこちゃんを貸してくださった長野県佐久市のスエトシ牧場の藤原さんには、にこちゃんの絵やにこちゃんとの思い出の写真を額に入れた物をプレゼントしました。藤原さんは、「耳に心地よい素敵な歌を作ってくれてありがとう。みんなは、にこちゃんという素敵な名前を付けて、一生懸命世話をして、命を守りきってくれたのだから、自信を持ってください。にこちゃんは、牧場でずっと育てるので、みんなも頑張ってください。」と子どもたちに話してくださいました。

卒業式を終え、ついににこちゃんとのお別れの時が来ました。にこちゃんをスエトシ牧場の車に乗せようとしても、にこちゃんは嫌がってなかなか乗りません。それだけ、にこちゃんは１年生となかよしになっていたのだと思います。
にこちゃんとのお別れが悲しくて思わず泣き出す子どももたくさんいました。でも、最後は「大好きなにこちゃん、忘れないよ。今までありがとう」という気持ちで、大きく手を振ってさよならをしました。にこちゃんとの思い出を胸に、１年生は、これからも元気に生活してくれることと思います。