学年の活動__
5年生 坂口謹一郎博士顕彰事業
2月10日、上越市の偉人である坂口謹一郎博士の功績等を広く伝えていく事業の一環として、千名幹雄先生から博士の人となりや功績を教えていただくとともに、発酵実験の授業をしていただきました。
まず、教室で「坂口先生のあゆみ」や「発酵」に関する基礎的な知識を教えていただきました。少年時代内気ではありながら、芯が強く粘り強い面をもっていたこと、かなりの読書家であり、現在の東京大学で発酵について研究を深めたこと等を、資料を基に話していただきました。
その後、理科室に移動し発酵実験を行いました。
試験管に「水と砂糖とドライイースト」を入れ、30~40度のお湯で温めます。しばらくすると、発酵が始まります。ドライイーストが砂糖を分解しながら、二酸化炭素とアルコールを発生させながら膨れ上がります。その様子を夢中になってみていた子どもから、「あ!パンのにおいがする」と声が上がりました。
今回の実験を通して、「実験っておもしろい」「発酵のことをもっと調べたい」と学びの意欲を高めた子どもたちです。

2021年02月12日
阿部 勉