
特別メニューの実施では、今年のテーマを「上越市合併20周年 上越の魅力を再発見 」とし、上越市の風土と食の関わり、食文化について理解を深めてほしいと考え、身近な食材に焦点を当てたそうです。 今日の献立のテーマは、「保存食」でした。「保存食」は、食品を塩漬け、乾燥、瓶詰などにして、長持ちさせたものです。昔から、収穫された米、魚、野菜などを保存しておき、食べ物のとれない季節でも食べられるようにしてきました。雪国上越は、雪を活用し食べ物を保存してきました。野菜を雪の中に保存することで、寒い冬でも凍ることがなく、雪の湿度で新鮮さが保てます。味も、甘味や旨味が増すので、今では「雪室野菜」として注目 されています。また、雪国は、年間を通して湿度が高いため発酵に適しています。発酵させる菌が増えることで、食べ物が悪くなる菌を寄せ付けないため食品が長持ちするようになります。 今日は、切り干し大根、高野豆腐などいろいろな保存食を味わいました。
【今日の献立】 ご飯 牛乳 セルフの鮭そぼろ丼 切り干し大根の和え物 のっぺい汁
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