
給食週間最終日、今日の献立のテーマは、「鮫」でした。昔は、上越沖の海で鮫が獲れていたそうです。そこから、上越に鮫を食べる食文化が根付いたようです。江戸時代には、中国に鮫のヒレであるフカヒレを輸出して、江戸時代の高田藩の財政を支えていたそうです。また、鮫はアンモニアを多く含むため、冬場は1か月ほど保存ができたそうです。雪の多い冬の貴重なたんぱく源でした。今でも、12月27日、上越の魚市場では鮫の競りが行われています。それだけ、さめを食べる食文化が根付いているのです。 昔のように、「煮つけ」や「煮凝り」で食べることは少なくなりましたが、その半面、フライや鮫かまぼこのように、新しい食べ方 が登場しています。今日の給食でも、鮫のフライを味わいました。 【今日の献立】 ご飯 牛乳 鮫のフライ アスパラ菜の昆布和え 豆腐の味噌汁
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